2014年6月8日日曜日

西山隆行&井草聖二LIVEinNAGOYA ライブレポート!



今回のブログは先日6月6日に行われた、
「西山隆行&井草聖二LIVEinNAGOYA」の模様を少しだけですがお届けいたします。

今回のライブは西山さんが当スタジオでギターレッスンを行っていて、
そのつながりもあり、実現しました。
スタジオライブということもあり、普通のライブとはちょっと趣向を変えて、
ギターセミナー&ライブという形式でした。


まず最初はギターセミナーということで、お二人ともスタジオのPRSのアコースティックギター、Angelus CutawayとTonare Grandを持って登場。

「何だかペアルックみたいですね」と、西山さん。

お客さんの笑いを誘っていました。
PRSギターの紹介も少ししていただきました。
そして話題は井草さんの持っていたPRSギターについていたKORGの新しいチューナーRimpitchに。



井草さんが実際に使用された感想は、暗い所でも光で音を合わせている所が分かりやすいので使いやすい、反応が良い、付けたまま演奏しても邪魔にならないなど、中々の高評価をいただきました。
そしてサウンドホールにマグネチックタイプのピックアップを取り付けていても装着できるのが良いとの事で、ご自身のギターにも装着して使用されていました。

次に西山さん、井草さん、それぞれの演奏方法についての解説に移りました。
はじめに井草さんからスラップ奏法についての解説です。
スラップ奏法と言えば、ベースではよく聞かれる奏法ですが、それをアコースティックギターで弾くとどうなるか?というところから、
出したい音をしっかり出す為にはどうするか?など、スラップ奏法をわかりやすく解説していただきました。

さらには井草さんにしか出来ないのでは?というような超絶技巧な奏法の解説もありました。
ちなみに井草さんは演奏方法についての解説をするのは初めてだったそうです。

続いて西山さんからカントリーミュージックでのピックと指弾きの使い分けから、フラットピックとサムピックを使った時の違い、さらに練習方法などの解説がありました。
普通サムピックを付けた親指でベースラインを弾き、他の指でメロディーを弾くというのが定番のところ、西山さんはフラットピックを親指、人差し指で持ちベースラインを弾き、他の指でメロディーを弾くという、これまた超絶技巧な奏法をされているのでした。

ここで質問コーナー。
サムピックは親指のどのあたりで装着したらいいですか?との質問が。
サムピックをあまり奥まで差し込むと、指がうっ血してしまいます。
そこでお二人それぞれの回答です。
西山さん「弦にあたる部分がフラットピックを持った時と同じくらいのところにサムピックでもくるように装着します」

井草さん「確かに奥まで差し込むとうっ血します。が、10年もサムピックを使っていれば、指がサムピックに合わせます!」

スタジオ内がどっと沸きました。



最後にPRSギターを使ってお二人でセッション。
続いてスタジオライブです。

最初は井草さんのソロライブ。
オリジナル曲のシルクハットからスタート。
スラップ奏法やその他色々な奏法を駆使した曲も演奏されていました。
最後は和風な音階を使った井草さんのアルバムタイトルにもkokoroという曲で締めでした。


そして西山さんのソロライブ。

ロックな感じを取り入れたseven for eightでは、機材のトラブルでディストーションがかかった様な音になってしまう曲に合わせたかのようなハプニングもあったりしましたが、最後はミディアムバラードのGiftで締めくくりました。



そして最後は西山さん、井草さんの二人でのセッション。
スタジオライブの最後を締めくくるアンコール的な3曲を披露していただきました。

ライブ終了後はライブにお越しいただいたお客様との歓談する時間もあったりと、終始和やかな雰囲気でスタジオライブは終了しました。
ライブレポートの方はかなりざっくりした内容になってしまいましたが、写真からライブの雰囲気を少しでも感じていただければ幸いです。

最後になりましたが、お越しいただいたお客様、そして西山さん、井草さん、ありがとうございました。


西山さんはスタジオにてギターレッスンも行っています。
興味のある方はスタジオまでお問い合わせください。

korgstudio